大矢 紀(おおや のり)
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2000年6月25日与板歴史民俗資料館にて

大矢紀氏は1936年北新町に生まれた。翌年8月に上京したが、第二次世界大戦中疎開し小学生時代を与板ですごした。

日本画は前田青邨、平山郁夫両氏に学び1955年に院展初入選。その後、73年には日本美術院賞、84年には前田青邨賞、99年には新潟日報文化賞を受賞するなど、その業績は高く評価されている。

現在は日本画壇の最高峰日本美術院同人として活躍されている。

与板では1992年6月与板歴史民族資料館で父黄鶴、弟十四彦氏と父子展を開催し、与板小学校創立120周年式典では記念講演も行われた。

氏の代表作としては、「石神井川」、「北岬」、「北嶺」など。

2000年3月与板名誉町民に選ばれた。与板町の名誉町民は日本画の三輪兆勢氏(故人)についで二人目である。